「心の再起動法(リスタート)」の特徴
私たちが日常で気になるSP(心配屋さん、言い訳さん、優柔不断、責めたがり など)は、いずれも心(自我)を守るための防衛的SPとして働いています。とくに、4つの欲求(承認・所属・安全・達成)の根底にある実存的不安(死・孤独・自由・無意味)が強くなると、「欲求が脅かされた」と感じやすくなり、防衛的SPの働きが強まります。その結果、意志的SP(実践家、チャレンジャー、誠実 など)が出現しにくくなり、行動に移せない・詰まる状態が起こります。しかし、根底の不安を鎮める方法(共鳴・静寂)を体得できると、防衛的SPの強度が下がり、意志的SPを選び直して行動化しやすくなります。これがSPTメソッド「心の再起動法」です。

心の再起動(リスタート)は、心が詰まったときに「自分を責める」のではなく、まず不安を鎮めて、行動を半歩だけ再始動するための実践メソッドです。特に、人生の変わり目(退職後・子育て後・シニア世代)、心が詰まったり疲れたとき、朝夕など気分が揺れやすい時間帯、意図する行動になかなか移せない場面(先延ばし・迷い)で効果を発揮します。気持ちの切り替えが苦手だと感じる方、不安・焦り・イライラが長引きやすい方、家族・近所・仲間との関係をもう少し楽にしたい方、忙しくて長い方法は続かない方、自分のペースで無理なく整える方法がほしい方におすすめです。
なお下記の断捨離は筆者の実証事例です。断捨離が進まないのは意志の弱さではなく、「不安→防衛反応→行動の詰まり」で説明できます。「断捨離したい」と意図しても物の前で止まり、先延ばしや保留が増える。「捨てたら後悔しそう」「まだ使うかも」「もったいない」「決められない」といった口ぐせがサインです。背景には手放しに伴う喪失・戻らない不安(死の不安)と、選択責任の不安(自由の不安)があり、♣安全正確(間違えたくない/後で困りたくない)と♠達成決断(決めて進みたいが怖い)が脅かされます。その結果、優柔不断(ときに心配屋さんや言い訳さんを伴う)という防衛的SPが出現し、④確言(腹決め)や⑥実行、⑦評価(後悔予測)で詰まります。そこで心の再起動を用い、吐く息を長くする呼吸を6回、足裏感覚、光や音への注意などで共鳴し、10秒止まって肩とあごをゆるめ「今ここで全部決めない」と区切って静寂をつくる。落ち着いたら「本当は安心したい」「後悔したくない」「前に進みたい」と欲求を翻訳し、意志的SP(実践家・慎重さん等)で半歩を出します。例えば「捨てる/残す」ではなくまず分ける(捨てる/保留/重要)、保留箱に期限、引き出し一つだけ等。こうして停滞していた行動が少しずつ再始動し始めています。
1.7月11日(土) ZOOM 0930~1700
2.8月4日(火) 対面 1000~1700 大阪上本町 アウィーナ大阪(人間関係研究会主催)
会費 6,000円(税別)
内容 1.SPトランプによる自己理解 2 心の再起動理論 3 心の再起動演習
携行品 SPトランプ(お持ちでない方は貸し出します)
お問合せ・申込先 エンパワーメントカウンセリング研究所 ecl@yao-ec.co.jp