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心の疲れとSPとの関係

その1 造船重機 管理職研修

【調査時期】  2008、2009年                                           【調査対象者】
   造船重機課長職 合計504名(2008年 268名、2009年 236名)

調査方法】 口頭による質問方式(インタビュー方式)      

管理職を対象としたコーチング研修で、心が疲れている部下はどのタイプかとの質問に対し(複数回答)

【調査結果】 下記のような答えが返ってきた。ただし心が疲れた部下がいる職場のみ。

   

 

            

        ハートタイプ 5%、 ダイヤタイプ 25%、 クラブタイプ 55%、 スペードタイプ 15%となっている。左側の受動的、内向的タイプが80%と圧倒的に多く、右側の能動的、外向的タイプが20%になっていた。また赤系(ハート・ダイヤ)は30%に対して、黒系(スペード・クラブ)70%であった。    タイプ的にはクラブタイプが55%と一番多かった。その後、毎年開催される管理職研修でも同様の調査を行っているが圧倒的にクラブタイプが多い傾向にある。

その2 車両関係研究員研修
【調査時期】 2012年  
【調査対象者】 車両(自動車)関係研究所の新任研究員
 同じメンバー25名に対して2月末(期末)と6月の2回実施
【調査方法】口頭による質問方法
【調査結果】                                                       
2月末 ハートタイプ9名、ダイヤタイプ8名、クラブタイプ14名 スペードタイプ2名(複数回答)
6月   ハートタイプ8名,ダイヤタイプ7名,クラブタイプ7名,スペードタイプ3名(複数回答)に変化
 変化の理由
 2月末には圧倒的にクラブが多いにもかかわらず、6月には他と変わらなかった理由について     
 2月末は研究発注者への研究成果のプレゼン準備のため忙しい時期であった。しかし6月はこれから研究を行う時期であるためゆとりがあった。(受講生コメント)
その3 IT関係プロジェクトマネジャー メンタルタフネス研修
【調査時期】2008年1月~2013年12月まで24回
【調査対象者】 IT関係プロジェクターマネジャー対象 合計414名
【調査方法】口頭による質問方法
 心のゆとりがあるときの心の状態(SPトランプを選ぶ、枚数制限なし)、心がゆとりのないときの
 心の状態(SPトランプを選ぶ、枚数制限なし)
 それらを比較する
【調査結果】
 l心が疲れると

 1.SP(トランプ)が変わる

 2.マーク・色が変わる(黒系が増える)

 3.数字が低くなる 

    85%以上の参加者に上記の変化が見られる

その4 IT、携帯電話関係 管理職研修
【調査時期】 2011年11月~2012年11月 6回

【調査対象者】 携帯電話、IT関係 他6社 97名

【調査方法】質問紙法                 

心にゆとりがあるときに出てくるSPは(枚数制限なし)                 

心が疲れると出てくるSPは(枚数制限なし)

【調査結果】

1.心のゆとりがあるときに出てくるSPベスト7         

2.心が疲れているとき出てくるSPベスト7

   1.ゆとり     2.疲れ
  おおらかさん 37    責めたがり 40
  思いやり 36    切れ屋さん 40
  チャレンジャー 32    心配屋さん 37
  ほがらかさん 31    面倒くさがり 36
  友好家 27       ナーバスさん 33
  ハッピーさん 23    いじけさん 32
  人情家 22    言い訳さん 23

メンタルケアとメンタルサポート

心のゆとり
精神科医であり分析家であった土居健郎(どい たけお)氏は『「甘え」の思想』(弘文堂)の中でゆとりについて次のように記述しています。「私はいろいろな患者を診ることがあるが、心の病気になる人は、みんな「ゆとり」をなくしている。まずゆとりのない人しか病気にはならない。ゆとりのない人はみんな病気になるわけではないが、病気になる人はみんなゆとりがないといって間違いではない。ゆとりというのは精神的価値に深く関係している。ゆとりとは表にある価値と裏にある価値と二つあって、裏の価値が表にある価値を超えている、実はそっちの方が高いということが見通されているときに生まれる心の落ち着き、それがゆとりである。だからゆとりとは隠れているものである」
SPトランプによるメンタルケアとメンタルサポート

 自分に対するメンタルケア

1.自分にぴったりくるSPトランプを10枚選ぶ
   10枚に満たない場合は何枚でもよい
2.自分にぴったりくるように配置する
   心の中をレントゲンをとったかごとく配置する
3.気になるSPについて心許せる人に聴いてもらう
                                    
4.デジタルカメラなどで2の内容を保存しておく
特に心が疲れているときに実施してみる。
身近に聴いてもらえる人がいない場合でも、選び配置するだけでも心の中を見ることができる。
特に気になるSPが出てきている場合は、なぜそのSPが出てきているかを自己傾聴する。
【参考データ】
A 心が疲れると黒いマーク(クラブ・スペード)のSPが増える傾向にある
                        
B 心が疲れると数字が低いSPが増える(Aは1)傾向にある
                         A~6
よって以前の4の記録と比較してA,Bの傾向がある場合は心許せる人に特に気になるSPを聴いてもらう


他者に対するメンタルサポート
上記の1、2を部下やメンバーに(相手の了解をとって)実施してもらう

そして相手の気になるSPを聴く


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